練馬区の放射能問題 基礎知識(2011年11月末)

練馬区の空間線量は都内では「それほど高くはない」数値を示しています。

だからと言って、安心とは言えない要素も、やっぱりいろいろとあります。

 

原発事故から日が経つにつれ、新たにいろいろな問題が全国で発覚してきています。

それに対応するよう、世論や行政の動きは、日々変化しています。

そんな中、練馬区の対応も、徐々に前進しています。行政の皆さま、ありがとうございます。

今後も、官民協力し合いながら、子どもたちを守って行きたいと思っています。

 

<空間線量について>

★     空間線量

・     毎月1回、区立12施設(小学校5校、保育園5園、公園2園)で測定しています。

・     結果は練馬区HPに掲載されています。

測定方法http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/tokei/kankyo/kankyodata/hoshasen/sokuteikekka.html

測定結果http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/oshirase/hoshasen/index.html

 

★     練馬区の対応基準値

・     練馬区は、放射線量の対応基準値として0.24μsv/hと言う数値を出しています。(しかしこの数字には、内部被曝が入っていません。)

・     対応基準値についてhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/oshirase/hoshasen/taioukijyunnti.html

 

★     これまでに練馬区が行った空間放射線量簡易測定(平成23年11月まで)

・     区立小学校全65校。平成23年8月。

・    区立中学校全34校。平成23年9月。

・     区立幼稚園全5園。平成23年8月。

・     私立幼稚園全41園。平成23年8月。

・     区立保育園60園。平成23年8月。

・     区内私立保育園29園。平成23年8月。

・     区立公園195園。平成23年9月

・     児童遊園220園。平成23年9月

・     区立緑地216ヶ所。平成23年9月

・     市民緑地(憩いの森、まちかどの森)48ヶ所。平成23年9月

・     民間遊び場、民有地及び公有地一時開放遊び場39ヶ所。平成23年11月

・     区立スポーツ施設11ヶ所。平成23年9月

※詳細は練馬区HP http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/oshirase/hoshasen/index.html

 

★     ミニホットスポット

・     原発から遠く離れていても、各地でミニホットスポットが発見されていますが、練馬区も例外ではありません。

・     対応基準値0.24μsv/hを越えている場合は、区が管理する公共施設、道路などの場合は除染に動くこともありますが、私有地の場合、何も対応をしていただけないというのが現状です。

 

 

★ゴミ処理施設の問題

・     掃き集めた落ち葉や、剪定された枝は、普通の可燃ゴミとして処理されます。

・     光が丘清掃工場では、飛灰で7月には3870bq/kg,、飛灰処理汚泥で2220 bq/kgが検出されています。それ以降も毎月飛灰は2500 bq/kg前後、飛灰処理汚泥で2000弱bq/kg程度が検出されています。

http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/shokyaku.htm

 

・     さらに11月24日東京都は岩手県宮古市からの震災瓦礫に続き、宮城県女川市からの瓦礫10万トンの受け入れを発表しました。「木くずなど燃えるものを貨物列車で東京へ運び、都内の清掃工場で燃やす(朝日新聞)」。

 

 

 

 

<内部被曝について>

★     区内農産物

・     練馬区の農産物はこのところは、「検出せず」が続いています。

http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/nogyo/oshirase/kensakekka.html

 

★     練馬区の水道水

・     練馬区(東京都)の水道水からは、このところは「検出せず」が続いています。

http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html

 

★     学校給食

・     練馬区は自校調理式のため、子どもが口に入れる前の段階で自主検査を行うことは、現状では極めて難しい状況です。また厳しい給食予算によって、西日本から食材を取り寄せることもなかなか難しいようです。

・     食材については、牛乳以外は各学校の校長先生及び栄養士さんが仕入れを担当しています。つまり校長先生と栄養士さんの考え如何で、学校によって格差が出ます。

・     基本的には、市場に流通している食材は暫定基準値以下のものなので安全である、という考え方です。

・     教育委員会からの指導により、食材の産地公開が行われていますが、プリントによる配布、校内での貼り出し(学校に行かないと見れない)、内容においても、先月のもの、今月の予定など、対応には格差があります。

 

  • 新米…練馬区の小中学校が使用しているお米は下記のどれかです。

①     校給食会ルート…青森産つがるロマン60%と秋田産あきたこまち40%のブレンド

②     東米商練馬支部ルート…青森産まっしぐら、福島・郡山産ひとめぼれ(NDのもの)、(発注が偏って足りない場合は秋田産ひとめぼれ)

③     学校独自の仕入先

※各学校にお問合せください。

 

  • 牛乳…練馬区では、協同牛乳(メイトー)と契約しています。ミックス乳なので、産地は固定ではなく、心配な地域の生乳も含まれることがあります。メイトーは検査をしていますが、暫定規制値以下であれば出荷されます。練馬区と同じメイトーの牛乳を給食に使用している世田谷区では、6月と8月、11月に自主検査をしています。(世田谷区さんありがとう!)

結果は「検出せず」でしたhttp://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/103/128/453/d00035026.html

 

※給食が心配でやめたい方

牛乳を飲ませたくない、給食をやめてお弁当にしたい、という保護者の声は、きちんと受け止めるように、という指示が教育委員会から出されています。が、最終的には学校長の判断に任せられていますので、ここでも格差があります。お弁当にした場合、給食と同等のメニュー内容を求められる場合もあるし、何も指定されないこともあります。お弁当箱で持って行き給食室に一旦預け、給食の時間になると、温めて皆と同じ器で出してくれる、という学校もあります。

牛乳、お弁当をやめた場合、返金を求めることができます。